ばね指とは「弾発指」ともいわれ指の関節におきる障害の一つで、指がばねのように弾ける症状からこの傷病名がついています。
ばね指は大人の女性に多いと言われますが、ピアノを弾く子供や、手先をよく使う仕事をされている方など、幅広い年齢層におこる指の障害です。
最近はスマホの普及もあり腱鞘炎とともにこの症状を訴えられる方が増えています。
ばね指の症状
指を曲げて伸ばそうとすると指がばねの様になり伸びなくなります。ひどくなると指が曲がったままになり、反対の手で伸ばさないと伸びなくなります。曲がった指が元に戻る時に痛みが伴います。
症状は朝方強く出る傾向があり、指のこわばり、指が伸びない、伸ばす時に激痛がはしります。
指のこわばりというとリウマチも疑われますが大きな違いは指を曲げて伸ばす時にばねの様に弾く状態にあるかで判断ができます。
なぜこの様な症状が出るのか?
指を曲げる時、関節を動かすために腱を指に沿わせるためにバンドの様な形で腱鞘が包んでいます。この腱鞘がある為にスムーズな腱の動きを作っています。しかしそれが炎症で腫れることで腱が厚くなり通りが悪くなります。
これにより曲げた状態で固定され伸ばす時にばねの様に弾いてしまいます。
どの指でも起こりますが、親指に1番多く、中指、薬指でもよく見られます。
治療方法
1番大切なのは安静です。原因のほとんどが使いすぎによるものなので、「なるべく使わずに負担をかけない」というのが1番の治療方法になってきます。
当院では患部の炎症を緩和させ周囲の筋を手技で緩め、手首、肘などの関節を調節し患部に負担をかからない様にしていきます。
それでも炎症がきつい時はテーピングで固定したり、炎症をおさめるのに効果的な超音波治療機なども用いて治療します。
まずは相談でも構いません。
お電話お待ちしております。
予約優先性048-812-4164
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