一度は聞いたことがあるシンスプリント。
なぜこの時期に多いかと言うと、中学・高校に入学して部活による運動量の増加。
体がその運動量についていけていない状態になってしまい、発症する子供が多いです。
頑張ってきた証拠ですよね。
ランニング、ジャンプ、ターン、ストップなどの運動の時に、足関節の繰り返しの底背屈により、下腿後面内側筋群に疲労が溜り、付着部である脛骨骨膜に炎症や損傷を起こします。
幅広い年齢層に起こりますが、特に15歳前後の陸上競技者に多く、発生頻度も比較的高いです。
早い段階で治療せずに、過度な運動を繰り返していると、骨膜の剥離や骨膜下へ出血が起こり慢性化し、疲労骨折を起こす場合があります。
原因として…
①マラソンや短距離走の競技者や、バスケやサッカーなどスポーツを始めたばかりの人
→ 悪いランニングフォームや運動に耐えれる筋力、体力不足
②ランニングやジャンプなどの激しい運動をする事が多く、長時間の練習時間
→疲労による筋の柔軟性の低下
③アスファルトなどの舗装道路や傾斜の上でのランニング。
④クッション性が低下している靴での長時間の練習
また、別の要因として…
偏平足による足部アーチの低下でのアライメント異常
安静にし適切な治療を行えば予後は良好ですが、激しい練習などにより、再発を繰り返す事があります。
練習前のストレッチやウォーミングアップ、練習後のストレッチ、アイシングを行う事が重要です。
痛みを我慢してスポーツをし続けると、なかには疲労骨折をしてしまう事があります。
痛みが酷くなる前に、早めの受診をお勧めします。
一度当院にご相談ください。
048-812-4164
足関節捻挫 »
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