中高年になってひざが痛くなる病気はいくつかありますが、その中で一番多いのは「変形性膝関節症」だそうです。
命にかかわるような重篤な病ではありませんが、ひざが痛いと歩いたり日常動作などもつらく、悩まされている人はとても多いです。
「立ち上がる時に痛みが出る」、「階段の降りや歩き出しに痛みがある」などの症状から始まり、やがて「長い時間歩いていると痛む」から「歩いていると常に痛む」「膝が曲がらなくなる」という症状に変わってきます。
原因の多くは以下のことが上げられます。
年齢
ひざに負担がかかる期間が長くなると、「変形性ひざ関節症」を発症しやすくなります。また、関節の中にあって軟骨に栄養を供給しているヒアルロン酸が加齢に伴い減少することで、軟骨が傷つきやすくなると言われています。
太りすぎ
人が歩くときには、体重の約3.1倍の負荷がひざにかかります。例えば、体重が60kgの人では約180kgの負担がひざにかかっていることになります。体重が重いほどひざに負担がかかりやすく、軟骨や半月板が傷つき発症しやすくなります。
性別
女性に多く発症することが分かっています。男性に比べ筋量が少ないことや、閉経によりホルモンのバランスが崩れるのも影響しています。
運動不足
運動不足で脚の筋肉が衰えてくるとひざに大きな負担がかかってしまい、ひざの関節でクッションの役割をしている軟骨が傷つき、ひざを動かしたときの衝撃が吸収できにくくなって痛みを生じます。
姿勢
猫背など歩く姿勢が悪い場合には、普通の姿勢で歩くときよりさらにひざへの負担が大きくなり、発症しやすくなります。また、日本人に多いO脚はひざの内側に体重がかかることが多くなり、内側の軟骨が傷つき痛みを発症することがあります。
この様に原因は様々ですが、当院では、姿勢分析器により姿勢の状態を患者様と一緒に確認することで、納得して治療を受けて頂いています。
さらに、触診や筋力テストにより弱くなっている筋肉をピンポイントで突き止め、患者様の状態にあった運動指導を行っております。
無理に治療を行うことで痛みが強くなってしまったり、ぶり返すことがなく、とても好評です!
ぜひ一度ご相談下さい(^^)
予約優先制:048-812-4164
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