「ぎっくり腰=ベッド上で安静」はむかしの話です
ぎっくり腰になった直後の超急性期の時期には、痛みのため動く事もできない状況になっている場合もあります。その場合は、ベッドに横になって安静にするしかありません。痛みの少ない姿勢を見つけ、とりあえずは安静にします。
しかし、ここで注意しなければならないのはベッドで安静にする期間です。少しでも動けるようになったら、痛みの様子をみながら日常活動は続けることが後々の痛みの改善につながるという研究結果が報告されています。欧米のガイドラインではベッド上の安静が逆に痛みを悪化させるとも述べています。
以上のことから、数時間〜半日ベッドで様子をみて、少し落ち着けば動ける範囲で活動を開始しましょう。
ベッドから起き上がる時は、以下のようにしてみて下さい。
○仰向けに寝た状態から膝を立てる
○膝を倒しながら、ログロール(丸太ん棒のようにひとかたまりにな って転がること)して横を向く
○脚をベッドからおろし、それと同時に上になっている側の手でベッドの手すりを持つ。その状態から、下になっている側のひじでベッドを押しながら起き上がる
この様に起き上がってみて下さい。腰が捻じれないため、比較的痛みを感じずに起き上がることが出来ます。
無理をしないことで楽にはなっていきますが、当院では、筋肉・関節の調節、超音波療法、キネシオテープなどを用いる特別な治療プログラムご用意しております。
また、細かく検査を行うことで患者様の状態にあったプログラムをご提案しますので、より早く痛みを軽減させます!
お気軽にご相談ください!
予約優先制:048-812-4164
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